防虫対策

農薬を使わない有機栽培のため、防虫対策の前に虫が発生しないような環境を作ることが大切です。 対策は、下記の3つです。

・ハウス、露地畑、そして野菜の回りに雑草がはえないようにきれいにする。除草をしたり、防草ネットをはったりする。
・野菜にネット(網目0.8mm)や不織布で覆う。ハウスでは、サイド等にネットを設置する。
・窒素過剰の場合、虫が寄り付きやすくなるため適正施肥を行う。

防虫ネット 網目0.8mm を畝に設置します。ネットの網目サイズは、0.4mm, 1.0 mm いろいろありますが、価格やネット内の風通しを考えて、0.8mm を使っています。
網目0.8mm ではアブラムシなどの虫が浸入できますが、過度な窒素(過度な窒素は、匂いが虫を呼び込みます)とならないように適正な施肥管理を行い、品質の高い完熟堆肥、そして施肥の行うタイミングを考えて作業します。虫がネットの隙間から入らないように、サイドのネットは、人が鍬を使って土壌に埋め込みます。

防虫としネットの他にも、不織布(マスクと同じ生地)も使います。防寒としての機能も備えます。

畑、特にハウス周りには、雑草が発生しないように綺麗な状態を保つようにしています。防草シートを張って雑草を生えにくくしています。