「苗七分」と言われるように苗の良し悪しでその後の生育が決まる。と諺があります。その諺に従い、苗作りには、力を入れています。
- 育苗土は自家製です。お手頃な価格で有機JASに準拠した良い育苗土はなかなかない。播種専用、鉢上げ専用のそれぞれの土を、もみがら、くんたん、バーク堆肥、山土の他、窒素、リンサン、カリウムなどの成分肥料をブレンドして作成しています。
- 定植には、成長に適したタイミングがある。例えば、トマトは、第一花が咲いたとき、ナスは第一花のつぼみのとき、そのタイミングまで育苗して定植します。
- 苗の生育時にあった適温があります。例えば、トマトは発芽は地温30度、本葉展開後は地温20度。寒い時期は、サーモスタットと熱線(床暖房を想定)を使って、温度コントロールします。
育苗の土を作成しています。必要な各種資材を入れ、機械を使って攪拌しています。
レタスの育苗です。良い土で発芽の適正温度であれば、100%近い確率で発芽します。
トマトの育苗です。播種して発芽待ちです。野菜の種には、好光性、嫌光性の2つの性質があり、トマトは嫌光性であるため、発芽までは光が当たらないようにしています。
トマト発芽しました。
根張りをよくするため、苗のサイズに合わせてカップを一回り大きなものに移設します。鉢上げと言います。
サーモスタットで温度コントロールします。