太陽熱処理

6~7月の暑い時期に、ハウス、露地畑、共に太陽熱処理を行います。処理の前には、緑肥(ソルゴー)、堆肥、もみ殻などの有機物の散布を行い、その後、農業用のビニールで被覆して、ビニール内の土壌を高温状態にする。
ハウスの場合には、ビニールの被覆前に十分な水を投入します。

目的は、下記の2つです。
・土つくりとして、土の団粒化を促進させる。
・高温で病原菌、雑草の種を死滅させる。

堆肥、もみがら、米糠、微生物を散布して耕運。その後、十分な潅水を行います。

3週間以上、農業用ビニールで覆いそのままにします。サイドなどのビニールも完全に締め切ることにより内部温度50度位になります。土の団粒化が進み、フカフカになります。

露地の畑では、緑肥(ソルゴー)を土壌にすき込み、農業用ビニールで被覆します。太陽熱処理を行うことにより、雑草の種も死滅し、雑草は少なくなります。