除草

有機農業では、虫対策として、畑まわり、特に株まわりはきれいな状態を保ちます。特に雑草には、虫が付くことが多く、ハウス、露地の畑、共に除草を徹底します。12月~3月までの期間は、雑草も成長しませんが、その他の期間は、野菜以上に生育旺盛です。野菜によく付く虫、例えばアブラムシ、アザミウマ、ヨトウムシなど、よく付く雑草の種類を把握し、その雑草が畑まわりにある場合は、特に注意します。
慣行栽培では、畑まわりでは除草剤、そして株まわりでは、使用が認めらている雑草の発芽抑制剤を使用することが多いです。

除草にも目的にあった除草方法があります。
・畑周辺の除草・・・・・刈払機という除草機械を使います。
・畝間の除草・・・・・管理機を使って耕運して除草します。
・株まわりの除草・・・・・手かきという備品で手で除草します。

だ、除草の手間を少しでも減らしたいために、下記の手段を組み合わせます。
・太陽熱処理・・・・・夏場に畑全体もしくは畝をビニールで囲い、太陽熱で雑草の種子を殺す処理。
・防草シート・・・・・太陽の光が土壌に届かないに光遮断のシートを畝間に設置します。